薬物中毒の夫と離婚する方法
薬物中毒の夫と離婚する方は早速別れる事をおすすめします。
大麻ならまだしも覚せい剤に手を出している方はお互いの結婚生活にもマイナスな影響を及ぼすことは確実です。
離婚が初めてで何から行ったら良いのかわからない方は、法的な専門家に相談するかまず、離婚届を入手しましょう。法務省が発行していて、市役所での入手が可能になります。
離婚届の書き方、離婚届を書く際にはまずは両方の意見が一致している事が肝心ですが、薬物中毒の夫と離婚する際には調停離婚を行うことも可能になります。
また、アルコール中毒、薬物中毒、難病を理由とした時にも離婚をする理由として認められます。過度な宗教活動を行っている方でそのため夫婦間が破綻している方面離婚の理由として成り立ちます。また最近流行っているDV等を原因とした離婚も増えているようです。
離婚の際には出来れば離婚後の慰謝料の問題についてもしっかり明記しておくことが大切になります。また離婚をする際の理由などもしっかり明記します。
急な別居をしている方はここでしっかりと離婚しましょう。期間は無期限ですが、浮気などが原因で離婚する際には3年の事項があります。
離婚の種類を選択しますが、離婚の際に調停や裁判でない方は協議離婚になり印を入れることを忘れずに、「離婚前の姓」を名乗る場合においては記入しないでもokです。
次に忘れてはいけないのが、未成年の子の氏名、未成年の子どもがいる場合、薬物中毒の夫と・妻のどちらが親権を持つかを選択すること、この際には親権を持つ方の親の戸籍に入るわけではないので、子どもを戸籍に入れるときは入籍届を別途用意する必要があります。
薬物中毒の夫と離婚をする際に、特に女性の方は性が自分のせいに戻るため、そのほかの身分証明書(運転免許証や、パスポート等)もそのまま交換することが必要になります。
薬物中毒の夫と離婚の際にはしっかりとした理由になるポイントを抑えること、裁判になるようであれば、証拠があれば慰謝料の請求も後に可能になります。
もし薬物中毒の夫と離婚についての協議が進まない時は弁護士に相談、双方で納得している際には離婚が有効になりますが、片方の方のみで離婚を勧めていては、
離婚届を満たして作成することができません。そのため離婚届を十分に書き込むためにはお互いが意見に合致している事が最前提になります。
薬物中毒の夫としっかりこのことをわきまえて離婚をしていくことでスムーズに解決することができればOKですが、話し合いが進まない時は弁護士に依頼することをおすすめします。
裁判になっている方は、ここで十分にこのことを理解することが大切です。審判離婚の際には、特になぜ離婚をするのか、という点がポイントになります。
薬物中毒の夫としっかりこのことを踏まえて、離婚がなぜしたいのか伝え、賛成すればOK、しないようであれば裁判にて決めることになります。できるだけ早く別れることをおすすめします。
最後に子どもがいる際には、親権者が決まらないと離婚をすることは不可能になります。親権者の変更は家庭裁判所の調停が必要になり、しっかりこのことを理解しておくきましょう。
また、配偶者が強度の精神病にかかり,回復できない状態の時も離婚をすることが出来ます。薬物中毒になり、時間が経ち、その後に回復の見込みがないような時には離婚をすることが可能になります。裁判になってもそのまま離婚できる可能性が高く、薬物によってダメになった夫と別れることができるようになります。
入院施設をはじめメンタルヘルス等によって社会復帰することができる方面いますが、そうでない方はやはり離婚を考える方が多いようです。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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