不貞相手の妻からの慰謝料請求に対し慰謝料150万円で和解した事例
依頼者 43歳 パート 箕面市在住
相手方 主婦
きっかけ 不貞相手の妻から慰謝料請求された
Bさんは、妻子ある男性と不貞行為をしていました。相手方はBさんの不貞相手の妻で、Bさんとの不貞行為を理由に夫と離婚する予定であるとして、Bさんに慰謝料を請求してきました。また相手方はBさんに対し、Bさんを強く非難する内容のメールを送りつけてきました。 Bさんは突然の慰謝料請求に動揺し、メールで怒りの感情をぶつけてくる相手方にどう対処していいかわからず、自分で相手方と交渉するのは難しいと判断し、当方に依頼されました。 当初、相手方はBさんに対し慰謝料を請求するとは言っていましたが、具体的な金額を提示していませんでした。そこで、弁護士は相手方に対し、希望する慰謝料の金額を提示するよう求めました。 しかし、相手方は、Bさんを非難する内容ばかりを主張し、なかなか希望する慰謝料の金額を提示してきませんでした。 このままでは交渉が進まないので、弁護士は、相手方に対し積極的に和解案を提示し、相手方が対案として希望する慰謝料の金額を提示しやすくなるようにしました。 その結果、相手方が対案を提示してきたので、交渉が進展しました。 不貞行為が原因で離婚した場合の慰謝料の相場は200万円から300万円程度です。弁護士の交渉の結果、相手方は慰謝料150万円を提示してきました。裁判で争うことも考えましたが、Bさんは早期解決を望まれ、これ以上の減額交渉を望まれませんでした。そこで弁護士は、最終的に慰謝料150万円で和解を成立させました。 受任から約2か月半の早期解決でした。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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