大阪府豊中市・箕面市・吹田市の離婚問題を弁護士が解決!

弁護士による離婚相談

大阪千里法律事務所

千里中央駅徒歩1分
モラルハラスメントを行う夫と別居し、解決金1050万円を取得して調停離婚した事例

解決事例

精神的虐待(モラルハラスメント)を行う夫と別居し、解決金(財産分与を含む)1050万円を取得して調停離婚した事例

 

依頼者 妻 豊中市在住
夫 53歳 公務員
妻 50歳 会社員
離婚原因 夫からの精神的虐待・モラルハラスメント
きっかけ 子どもが結婚したいと伝えると夫が激怒して反対し、「結婚相手に養育費を請求する。」などと言い出したため
財産 不動産・預貯金・保険契約・退職金
子ども 1人(成人)

 

Hさんは、ささいなことでキレて人前でもHさんを怒鳴りつける夫に恐怖を抱き、また、娘の結婚を反対されたこともあり、離婚を決意されました。
しかし、夫はキレると何をしでかすかわからないため、自分1人で離婚を切り出すことは不可能でした。そこで当事務所に相談に来られました。
弁護士が依頼者に、「夫の居ない間に別居し、弁護士を選任したという置手紙を残しましょう。あとは全て弁護士が対応します。また、夫が引越先を突き止めてくるかもしれないので、事前に警察に相談しておきましょう。」と提案したところ、依頼者は「それなら離婚交渉しても安心だ。」と考えられ、当方に依頼されました。
弁護士は夫と連絡を取り、婚姻費用の支払と離婚を求めました。夫は婚費を支払うことは約束しましたが、離婚については「やり直す。」と言って承諾しませんでした。しかし、婚費については約束に反して送金せず、弁護士からの電話にも出なくなりました。やむを得ず、Hさんは婚費及び離婚調停を申し立てました。
婚費については、夫に年収資料を提出させ、過去分の婚姻費用を支払わせた上で、婚費調停を成立させました。
弁護士は離婚に応じるよう夫を説得するとともに夫に財産の開示・慰謝料300万円を請求しました。別居時にHさんに調査してもらったのですが、夫の財産について全てを明らかにすることはできなかったからです。
当初夫は離婚を拒んでいましたが、説得により、離婚に応じてもよい素振りを見せ始めました。しかし、少なくとも1700万円以上の財産(不動産・退職金含む)を有しながら「解決金300万円なら離婚する。」などと主張し、財産開示にも応じませんでした。
そこで弁護士は、弁護士法23条による照会により、夫の財産を調査しました。その結果、判明していた財産に加え、夫はさらに1200万円の財産を所有していることが判明し、夫は総額で2900万円以上を所有していることが明らかとなりました。まだ明らかにできなかった財産もありましたから、夫には3500万円以上の財産がある可能性がありました。Hさんは約800万円の財産を所有していましたので、夫婦共有財産は3700万円以上となり、Hさんは夫に対して少なくとも1050万円(3700万円÷2-800万円)を請求できることになります(夫の財産が3500万円なら1350万円請求できる)。夫はその後も財産分与増額に抵抗し、500万円なら、700万円ならなどと裁判よりも少ない金額しか提示しませんでした。
Hさんは、「自らの収入で生活費・養育費をまかない、その結果夫が大きな財産を貯蓄できた。」という自負がありました。したがって財産分与については妥協できませんでした。しかし、Hさんにはある時期までに離婚しなければならない事情がありました。弁護士は、タイムリミットぎりぎりの段階で夫に対し、「夫は3500万円以上の財産を所有している可能性が高い。それを前提とすると財産分与は1350万円になる。しかし、次回離婚を成立させるなら、1150万円でよい。次回で離婚できないなら1350万円と慰謝料300万円を求めて訴訟提起する。」と伝えました。
夫は次回期日に、「1000万円なら応じる。」と伝えてきました。Hさんは悩まれましたが、早期解決を選択され、解決金1050万円で調停離婚しました。

 

 

その他のモラハラ離婚の解決事例

 

関連記事はこちら

モラルハラスメント(モラハラ)について

 

モラハラが子どもに与える影響~自分が我慢すれば済む問題?~

 

モラハラチェックリスト

 

モラハラに耐えられない!モラハラ夫と離婚する方法

 

モラハラ夫との離婚で後悔しないための準備

 

モラハラ夫に離婚を切り出すのが怖い方へ

 

モラハラ妻との離婚を実現するための手順

 

モラハラ離婚の手順

 

モラハラ証拠の集め方

 

モラハラ離婚を弁護士に依頼するタイミングとメリット

 

その他のモラハラに関する解決事例はこちら

 

養育費月15万円及び財産分与・未払婚費合計640万円を夫から妻に支払わせる内容で調停離婚した事例

 

夫から財産分与約2300万円を取得して協議離婚した事例

 

相手方名義の財産開示をさせた上で約2200万円の財産分与金を取得して離婚を成立させた事例

 

離婚を求めてきた夫と交渉し、離婚後に支払う予定の子どもの学費全額を夫が負担する内容で協議離婚した事例

 

一覧はこちら>>

 

 

24時間対応 ご相談フォーム

弁護士紹介ページはこちら

 

 

 

弁護士 寺尾浩寺尾 浩(てらお ひろし)

 

平成4年3月 一橋大学法学部卒業

平成9年   司法試験合格(52期)

 

 

 

 

 

 

 

離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。

また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。

 

問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。

 

過去の解決実績はこちらから

 

 

【アクセスマップ】

                      

24時間対応ご予約フォーム
不貞相手への慰謝料請求
不貞相手への慰謝料請求
女性のための離婚相談
男性のための離婚相談
離婚相談票ダウンロード
慰謝料相談票ダウンロード
相談者の声
大阪千里法律事務所

最寄り駅:千里中央駅 徒歩約1分

アクセスマップ

※クリックすると拡大されます

 

豊中・箕面・吹田を中心とした大阪府全域に対応

箕面市、吹田市、豊中市を中心とした大阪府全域に対応しております。

 

豊中市:春日町 岡町 岡町北 岡町南 新千里西町 新千里東町 新千里南町

吹田市:千里丘上 千里丘北 千里丘下 千里丘中 千里丘西 山田北 山田西 山田東 山田南

箕面市: 外院 新稲 西宿 如意谷 箕面 箕面公園  

大阪千里法律事務所
豊中市・箕面市・吹田市の弁護士による交通事故相談

banner-1