夫と離婚後、夫の不貞相手から慰謝料330万円を取得した事例
依頼者 32歳 無職 豊中市在住
きっかけ 夫の不貞行為が原因で離婚した
Aさんは、Aさんの夫であるBとCが不貞行為を行っていることを知り、それが原因でBと離婚しました。
Aさんは、Bと離婚せざるを得ない原因を作ったCを許せないという気持ちが強かったので、離婚後Cに対する慰謝料請求を当方に依頼されました。
不貞行為が原因で離婚した場合の慰謝料の相場としては、200万円~300万円程度です。
そこで弁護士は、慰謝料として300万円、弁護士費用として30万円(合計330万円)をCに請求しました。
Cは当初、弁護士からの受任通知や示談が成立した場合の示談書の送付先となるCの住所を教えるのに難色を示す等、慰謝料について誠実に支払うつもりがあるのか疑わしい態度を取っていました。
弁護士は、BとCの不貞行為が原因でAさんが離婚を余儀なくされて大きな精神的苦痛を受けたことをCに説明し、Cと交渉しました。
その結果、Cは慰謝料330万円を支払うことを認めました。
そこで最終的に「CがAさんに対し慰謝料330万円を支払う。」という内容で合意しました。
受任から約1か月の早期解決でした。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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