不貞(不倫・浮気)行為を勤務先や家族に知られたくない
不貞(不倫・浮気)行為が発覚してしまった場合、請求される可能性のある慰謝料の金額よりも、金銭面以外の問題を気にされる方も多いのではないでしょうか。
勤務先やご自身のご家族に不貞の事実を知られてしまうと、金銭面以上の多大なるダメージを負うことは間違いありません。
ご存知のとおり不貞は重大な違法な行為であり、慰謝料請求の対象であるだけでなく離婚原因にもなります。
万が一職場に知られてしまったら、会社での評価を落とすだけでなく、最悪の場合には離職しなければならなくなるかもしれません。
不貞行為が職場の人に広まらないようにするためには、相手方の感情に配慮をすることがとても大切です。
相手方は配偶者に裏切られたと感じ、怒りや悲しみといった様々な感情を抱えています。そのような場合、「不貞行為の相手側に対して慰謝料を請求したい」という感情だけでなく、「謝罪してほしい。」「職場の人々に伝えて社会的地位を落としてやりたい。」などと相手方は考えます。
そうした相手方に「嘘をついて誤魔化す」、 「反論する(不倫をしたのはあなたのせいだ、というように)」といった行動をとると相手の感情を逆撫ですることになり、かえって「職場の人々に伝えてやりたい。」という感情が高まります。このようなことは絶対にやってはいけません。
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寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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