妻の不貞相手から慰謝料150万円を取得し、受任から約3週間で早期解決した事例
依頼者 53歳 会社員 豊中市在住
きっかけ 妻が不貞行為を行っていることを知った
Aさんは、Aさんの妻BとCが不貞行為を行っていることを知りました。
Aさんは、B・Cの不貞行為を知った後にCを問い詰めましたが、Cは不貞行為を認めませんでした。
しかし、その後もCがBとの不貞関係を継続し続けたため、AさんはCに対する慰謝料請求を当方に依頼されました。
不貞行為があった場合でも、それを原因に離婚しない場合、慰謝料の相場は、100万円~150万円程度です。
もっとも、CはAさんから不貞行為を問い詰められた後もBとの不貞関係を継続する等かなり悪質であり、AさんもCを許せないという気持ちでした。
そこで弁護士は、Aさんの気持ちを慰謝料の金額に反映させ、慰謝料として200万円、弁護士費用として20万円(合計220万円)をCに請求しました。
弁護士がCに慰謝料請求した後、Cは弁護士に電話で連絡してきました。
その際、Cは弁護士に対しても不貞行為を否定するような言動をしてきました。
既にAさんが収集済みであった証拠関係からすると、CがBと不貞行為を行っていたことは明らかでしたので、弁護士は「不貞行為があったことは分かっている。不貞行為自体を争うのであれば、訴訟提起する。」と毅然とCに反論しました。
その結果、CはBとの不貞行為を認めました。
また、Cは「慰謝料について、手持ちのお金はないが、両親から借り入れて150万円なら一括で支払える。」と提案してきました。
弁護士がAさんに確認したところ、Aさんも「一括で支払ってもらえるのであれば、慰謝料150万円で構いない」という意向でした。
そのため、「CがAさんに対し、慰謝料150万円を一括で支払う」という内容で合意しました。
受任から約3週間の早期解決でした。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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