弁護士による離婚相談

夫の不貞相手から慰謝料１３０万円を取得した事例

依頼者　３９歳　パート　吹田市在住
きっかけ　夫の不貞行為が発覚した

　Ａさんは、Ａさんの夫Ｂの行動を不審に思い、調査していたところ、ＢがＣと不貞行為を行っていることが分かりました。
　そのため、ＡさんはＣに対する慰謝料請求を当方に依頼されました。
　不貞行為があった場合でも、それを原因に離婚しない場合、慰謝料の相場は、１００万円～１５０万円程度です。
ＡさんはＢと離婚しない意向でしたが、ＣはＢと長期に渡って不貞行為を行っていたため、Ａさんは「Ｃを許せない」という気持ちが強い状態でした。
そこで弁護士は、Ａさんの気持ちを慰謝料の金額に反映させ、慰謝料として３００万円、弁護士費用として３０万円（合計３３０万円）をＣに請求しました。
すると、Ｃは弁護士に依頼して、不貞行為についてＡさんに謝罪した上で、「慰謝料１００万円」という示談案を提示してきました。
１００万円の慰謝料でも相場の範囲内でしたが、弁護士は、少しでも慰謝料の金額を増額させるため、「ＢとＣの不貞行為は長期に渡っており、不貞行為の類型の中でも悪質であるため、１００万円という慰謝料の金額では合意できない。」と反論し、Ｃと交渉を続けました。
その結果、Ｃは「慰謝料１３０万円」という示談案を提示してきました。
Ａさんの場合、裁判で争っても１３０万円以上の慰謝料が認められる可能性は低いと考えられましたので、Ａさんも慰謝料の金額を１３０万円とすることに納得されました。
そのため、最終的に「ＣがＡさんに対し、慰謝料１３０万円を支払う」という内容で合意しました。

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