依頼者:妻 箕面市在住
夫:43歳 会社員
妻:49歳 看護士
離婚原因:性格の不一致/夫の借金
子供:2人 18歳 17歳
財産:不動産(滞納)
Kさんは夫と9年間別居していて子供も2人いるにも関わらず、婚姻費用を一切もらっていませんでした。子どもが大学に入学するため婚姻費用を請求したところ、一度は月額15万円支払うと約束したのに、夫は全く支払いませんでした。
耐えかねたKさんは調停を申し立てましたが夫が出頭してこなかったので審判に移行しました。
弁護士の調査によって夫の給与が分かる資料が見つかったため、裁判所がおよその年収を認定してくれ120万円と月々15万円の婚姻費用の支払いの審判が出ました。審判が出ても夫は支払わなかったので、夫の給料を差し押さえて(強制執行)回収しました。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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