別居をする前に考えるべきこと‐チェックリスト‐
□ (会社勤務の場合)給与明細・源泉徴収票
□ (会社経営者の場合)確定申告書・課税証明書、会社の申告書・決算書・内訳書
□ 預貯金通帳(少なくとも銀行名・支店名。子ども名義も。)・現金(場所、金額)
□ 土地や建物などの不動産(登記簿謄本、売買契約書等で取得価格、現在価値)
□ 住宅ローン残額(毎月の支払額、ボーナス時の支払額、償還予定表)
□ 株式、社債、債権、その他有価証券(銘柄や数量のわかるもの)
□ 生命保険・学資保険(証券、解約返戻金)
□ 自動車の現在価値、ローン、車検証
□ 退職金(取得の確実性と金額見込み)
□ その他借入金
□ 年金手帳
□ 生活費に最低どれくらい掛かるか把握できているか。
□ 夫婦共有口座から預金を引き出すことができるか。
□ 使用可能なクレジットカードの番号を知っているか。
□ 実家からの援助を受けることができるか。
□ 実家に戻ることが可能か。
□ 契約可能な賃貸アパートを見つけられているか。
□ 引越し業者の手配ができているか。
□ 別居のXデーをいつにするか。
□ (子どもがいる場合、)学校への通学はどうするか。
□ 離婚手続き(協議or調停)の方針は固まっているか。
□ 婚姻費用調停の申立ての準備はできているか。
□ 内容について、既に検討ができているか。
□ 内容について、専門家のアドバイスをもらっているか。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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