相談事例26(箕面市在住の方からのご相談)夫以外に結婚したい恋人ができたので夫と離婚したい。離婚することについては夫も同意しているが、夫に財産分与を求めることはできるか?
財産分与は、婚姻中夫婦双方の協力によって取得した共有財産を、原則として夫婦それぞれが2分の1ずつ取得できるように清算する制度です。 このように、夫婦共有財産を清算するというのが財産分与の趣旨ですから、夫婦・・・
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養育費は、夫婦の収入や夫婦間の子どもの人数・年齢に応じて金額が算定されるのが原則です。 ただし、養育費の支払義務者に別の家庭の子どもがいる場合には、その子も同人に対し養育費を請求できる権利を有していることになりますので、・・・
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妻と夫の母親との対立の激化によって夫婦関係が悪化した場合、 これを理由に離婚できるかどうかは、「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)にあたるかどうかの問題となります。 ただし、妻・夫の母親の・・・
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財産分与額を算定する際、株式については離婚時(離婚訴訟であれば口頭弁論終結時)の評価額で算定するのが原則です。 また、株式について、多数の銘柄を保有していたり、頻繁に売買を繰り返しているような場合は、 計算・・・
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婚姻~別居時までに夫婦で協力して形成した財産は財産分与の対象となりますので、 結婚後に購入した株式も原則として財産分与の対象となります。 ただし、結婚後に購入した株式であっても、 その購入原資が相続財産や親・・・
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離婚訴訟には調停前置主義の適用がありますので、離婚訴訟を提起する前に、原則として離婚調停を行わなければいけません。 そのため、離婚調停を経ることなく離婚訴訟が提起された場合であっても、その事件が調停には適し・・・
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不法行為に基づく損害賠償請求権の消滅時効は損害および加害者を知った時から3年です(民法724条)。 不貞行為を原因とする慰謝料請求権も不法行為に基づく損害賠償請求権ですので、不貞行為の事実及び不貞相手を知っ・・・
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民法上、賃借している土地や建物について、賃貸人に無断で賃借権の譲渡・賃借物の転貸をした場合は、 賃貸人は賃貸借契約を解除することができるとされています(民法612条)。 ただし、裁判実務上、賃貸人の許可なく・・・
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財産分与の対象となるのは、名義の如何を問わず、婚姻後夫婦が協力して取得した財産です。 そのため、夫婦の一方が婚姻前に取得した財産は原則として財産分与の対象になりません。 ただし、婚姻前に夫婦の一方が購入した・・・
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離婚する夫婦の間に未成年の子どもがいる場合、どちらか一方が親権者となります。 この場合、原則として離婚時に父母のどちらが親権者となるのかを取り決める必要があります(民法819条1項・2項)。 ただし、子の出・・・
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