妻(嫁)が浮気しているかもしれないと思ったあなた、「裏切られた!」「許せない」「誰のために毎日仕事頑張っていると思っているんだ!」と怒りがこみ上げてきたりすると思います。ただ、もしかしたらあなたの勘違いということもあるかもしれません。妻(嫁)が浮気しているかもしれないと思ったら、まずは下記のチェックリストで当てはまる点を確認してみてください。
チェックリストに3つでも当てはまったら、浮気をしている可能性があります。特に、妻(嫁)が浮気している際は、「性行為を拒否する」傾向があります。「そんな気分じゃない」や、様々な理由をつけて性行為を拒否してくるので、あなたの妻(嫁)も性行為を拒否してくるようでしたら、浮気を疑ってもよいかもしれません。
妻(嫁)が浮気しているかもといった場合、「お前浮気しているだろう」と問い詰めたくなってしまいますが、問い詰めても、「私が浮気している証拠あるの?」と言ってきたり、その後証拠を隠されたり、捨てられたり、削除されてしまったりと、浮気の証拠を集めるのが難しくなってしまう可能性があります。
あなたが妻(嫁)に対して、問い詰めたい気持ちは分かりますが、まずは冷静になって、証拠を集めることに徹してください。証拠を掴めれば、この先離婚するのか、または離婚せずに相手との交際をやめさせるために慰謝料請求するかなど今度の方針はあなたの手の中にあります。
自分で集める場合、一番手軽なのが、携帯のメールです。浮気の証拠となるようなメールと送信、受信した日、時間がわかるように写真を撮っておくことです。浮気の証拠となるメールとは、性交渉をうかがわせるものであれば分かり易いですが、例えば、深夜に発信したメールで「今日も良かったわ。次回○○に会うのが楽しみだわ」や「早くあなたの元に行きたいわ」というようなメールが複数あれば、状況証拠として有効となってきます。
メールが見られる場合は、できるだけ多く写真を撮ってください。そうして証拠として使えそうかを弁護士にご相談ください。
携帯にロックがかかっている場合は、妻(嫁)との会話を音声で録音しておくことが有効です。普段の会話だと気を抜いていることもあり、ポロっと自白してしまうこともあります。例えば、「先日の火曜日は○○さんと遊びに行くとお向かいのAさんから聞いたけど?」と言ってみると「どうしてAさんがそれを知っているの?」とポロっと言ったりすることもあります。ただし、気をつけなければいけないのは、「録音しているのだから、言わせなくては」と気負ってしまい、あなたから、全て話してしまい、妻(嫁)が「うん」、「いいえ」、「違う」というような答えしか言っていない場合は、証拠として使えない場合があります。録音する場合は、うまく妻(嫁)に自ら事実を語らせることが重要です。
どうやったら、上手く妻(嫁)から話を引き出せることができるかは弁護士にご相談ください。弁護士は交渉のプロとして、あなたからお話を聞き、あなたの性格や夫婦関係、妻(嫁)の性格や行動パターンをお聞きして、どのように話せば妻(嫁)から話を引き出せそうかをご提案できます。
ほかにも、ラブホテルに入っていく写真、出て行く写真という決定的な証拠を押さえるということもありますが、これを自分でされる人はあまりいらっしゃいません。調査会社を雇って依頼するというケースがほとんどです。当事務所では優秀な調査会社を紹介することができます。
離婚や慰謝料請求をする場合は、相手が言い逃れできない証拠が必要です。あなたが証拠だと思っても、証拠とならない場合もありますし、調査会社が出した報告書でも、浮気の証拠とならないケースもあり、交渉で話がまとまらず、裁判になってしまった際に、その証拠が使えず、あなたの希望通りの結果にならない場合があります。
「妻(嫁)が浮気しているかも」という疑いがある場合は、当事務所の弁護士にご相談してください。
弁護士は裁判になった場合を想定して、どのような証拠だと、裁判でも認められるかを事前に見極め、あなたの相談にのることが可能です。
弁護士に相談するタイミングとしては、妻(嫁)が浮気しているかもしれないと疑うことがあった時点、チェックリストに当てはまることが3つでもあるという場合や、性行為を拒否しだしたという段階で相談されることをおススメします。この段階で弁護士に相談するのは勇気がいることかもしれませんが、慰謝料請求の経験豊富な弁護士に相談しておくことで、気持ちが落ち着き、今後のことを冷静に考えた行動が取れるでしょう。また、あなただけでは証拠が集められない場合に、浮気調査に強い調査会社を御紹介させていただくことも可能です。
当事務所は初回相談無料です。お気軽にご相談ください。あなたのために最適な方法のご提案をいたします。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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