私の夫はモラハラなの?判断する一つの基準
モラハラの被害者の中には、モラハラを受けていても
「夫婦仲が悪いだけ」
「たまたま相手の機嫌が悪いだけ」
「私の我慢が足りないだけ」
等と考え、「自分がモラハラを受けている」と認識していない方もいらっしゃいます。
あなたの夫がモラハラ夫かどうか判断するために、あなたの夫の言動が以下①②に当てはまるかどうかを確認してください。
モラハラ夫は、客観的に見て全く妻に非がないどころか自分に非がある場合ですら、
話をすり替えたり、無関係の話を引き合いに出したりして妻に責任転嫁し、「お前が悪い」と妻を非難します。
例えば、モラハラ夫は、モラハラ夫の浮気が発覚したという場合であっても、
「浮気をしなければならないような状況にしたお前(妻)が悪い」といった理不尽な主張をすることがあります。
このように、客観的に見て自分に非がないのに、夫から責められて苦しい思いをしているかどうかが、モラハラに当たるかどうかの判断のポイントとなります。
非のない相手方を責める場合、通常人は罪悪感を持ちます。
しかし、モラハラ夫は、自分が正しく、相手が間違っていると本気で思って相手を非難します。
したがって、「自分が悪いことをしている。相手を傷つけている。」という自覚がありません。
それどころか、「相手のために親切心から言ってやっているのだ。」と本心から思っています。
そのため、モラハラ夫は、モラハラ行為について妻に謝罪することはありませんし、反省もしませんので今後の改善も期待できません。
上記①②に当てはまるようなら、あなたの夫はモラハラ夫の可能性が高いですので、離婚を考えられた場合は、一度当事務所にご相談ください。
寺尾 浩(てらお ひろし)
平成4年3月 一橋大学法学部卒業
平成9年 司法試験合格(52期)
離婚交渉は当事者にとって精神的につらい作業です。
また離婚は、過去を断ち切って新たな人生の一歩を踏み出す行為ですから、いつまでも過去(離婚交渉)に時間をとられるのは両当事者にとって得策ではありません。そのため、私は離婚問題を早期に解決することを重視しています。
問題を解決する方法は一つしかありません。それは行動を起こすことです。1人で悩んでいても、同じ考えが頭の中をぐるぐるするだけで、何の解決にもなりません。思い切って専門家にご相談ください。
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